「ローコード開発」という言葉を聞いたことがありますか?
プログラミングの知識がない人でもアプリケーションが開発できる手法のことです。
例えば、エンジニアではない業務のスタッフが、自分の業務のためにアプリケーションを開発したり改良することができます。
これからのDX推進には欠かせない開発手法として注目されています。
「2025年の崖」問題
経済産業省のDXレポートが発表した「2025年の崖」問題をご存じでしょうか?
現在多くの企業では、導入から20年ほど経過したシステムがまだまだ使われていて「レガシーシステム」と呼ばれています。
このレガシーシステムを保守運用しているITエンジニアは高齢化し、2025年~2030年頃に定年を迎えます。
また、レガシーシステムは新しい技術に対応できないため、今話題のDX推進の足かせになるとも言われています。
今話題のDXとは
最近メディアでDXが話題になっていますね。
DXとは、「デジタルトランスフォーメーション(Digital transformation)」の略称で、企業がデジタル技術を活用してビジネスモデルや業務プロセスを根本から革新する取り組みを指します。
DX推進により業務効率を向上させたり、新しいサービスや商品を生み出したり、顧客とのコミュニケーションを改善することができます。
DX推進に取り組むメリット
DX推進に取り組むとどのようなメリットがあるか、主な3つをご紹介します。
- 業務の効率化
「勘」や「経験」ではなく、客観的データに基づいたデジタル化によって作業時間やコストが削減できます - 顧客満足度向上
顧客のデータを分析・活用することで、ニーズに応じたサービス提供や顧客対応ができるため、顧客満足度が向上します - 競争力強化
データに基づいた仮説、精度の高い意思決定ができるため、市場の変化やニーズに迅速に対応できます
ノンエンジニアによる開発
DXを推進するためのエンジニアの需要が高まる一方で、人材不足が問題となっています。
そこで注目されているのが、エンジニアでなくても開発できる『ローコード開発』です。
ローコード開発とは
プログラミングの知識がなくてもアプリケーションが開発できる手法です。
例えば現場の業務を担うスタッフが自分の業務のためのアプリケーションを開発したり、改良することができます。
・収入アップ
ローコード開発のメリット
- プログラミングが不要
ドラッグ&ドロップなどの視覚的、直感的な操作でアプリケーションを開発できます - 効率的な開発
ローコード開発ツールを使用することで、開発にかかる時間が大幅に短縮できます - エンジニアの負担軽減
ノンエンジニアがアプリケーションを開発することで、エンジニアはより高度な開発業務に集中できます
まとめ
- ローコード開発は、効率的にアプリケーション開発ができる
- ノンエンジニアによるローコード開発は、開発プロセスをスムーズに進める手段として有効
ローコード開発によって、DX推進を加速することができます。
シークラウドの取り組み
シークラウドでは、ローコード開発ツール「FileMaker」によるシステム開発を行っています。
お客様の小さなお困りごとに寄り添い、改善ご提案させていただきます。
例えば「何回もコピペしてExcelに転記している」、「アナログの事務処理に時間がかかる」、「多額の開発費をかけられない」などのお悩みは、低コストで業務をデジタル化できるローコード開発で解決できます。
システム開発のほかにも、「自社でローコード開発をしたい、DX人材を育てたい」というご要望にお応えします。
エンジニアによるサポートをはじめ、勉強会や研修会を開催できますのでお気軽にご相談ください。